サカエホームの注文住宅【特徴】 健康・快適
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自宅内空気の重要性
人が一生涯でいちばん多く摂取するものは何でしょうか?
食べ物や飲み物?実は、口から身体の中に入るもので一番多いのは、『空気』なのです。
空気は、人が身体の中に入れる物質の、なんと83%を占めています。飲み物が8%、食べ物は7%、その他が2%という順番です。
では、その空気のうち、どこの空気を多く吸うのでしょう?自宅以外の建物の中で吸う空気は、意外と少なくて屋内で吸い込む空気全体の25%、自宅で吸う空気は75%に達します。これを口から身体に入るものの全体の重量比でみると自宅で吸う空気は総重量の56%になります。
つまり、私たち が生涯を通して口から取り入れるものの半分以上は『自宅の空気』なのです。
忙しくてあまり家で過ごさない場合でも、夜寝ている間は家の中に居ます。人は無意識に自宅内で多量の空気を摂取しているのです。
空気の汚れ、最大の敵は?
自宅の空気と健康の因果関係というと、建材に含まれるVOC(揮発性有機化合物)が原因とされる、シックハウス症候群を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
シックハウス対策として、国は2003年から使用建築資材に規制を設け、現在ではほとんどがF☆☆☆☆認定を受けた建材を使用しています。しかし、住環境が原因と考えられる健康被害はあとを絶ちません。代表的なのは子供たちに多く見られる、小児喘息やアレルギー性の症状です。新しい家で、気密性能も良くて、いつもきれいに掃除をしているのになぜでしょうか? 大きな原因のひとつは、シックハウスの規制に全く関係のない、カビとダニなのです。
想像以上!ダニ・カビの被害
VOCガスは、新建材からだけでなく、カビからも発生するのです。カビは、胞子が成長するとき菌糸から出る酵素と化学反応を起こし、VOCを発生させます。
カビは繁殖してくると肉眼でも見えますが、少量だと目には見えません。そして、目に見えない段階でも有毒ガスを放出し室内の空気を汚染し続けています。
さらに、カビはダニの格好のエサとなります。つまり、カビが増殖すれば、同時にダニも繁殖するのです。ダニの死骸や糞などはアレルギーの素(アレルゲン)と呼ばれ、浮遊粉じんとして住宅の空気中を漂います。人は知らぬ間に、大量の汚染された空気を吸い込んでいるのです。
気密住宅の意外な落とし穴
最近の家はどれも快適で清潔なつくりになっています。なのに、なぜ今さらカビとダニなのでしょうか? それは昨今の住宅構造に大きな問題点があります。かつての和風住宅は高温多湿の日本の気候風土に合わせ、一定の通気性を保てるようにできていました。夏標準で風通しが良く、戸を閉め切っていても、1時間に数回は部屋の空気が自然に入れ替わる構造だったのです。
ところが、近年では空調設備の普及に伴い、住宅は気密性を重視するように変わりました。 つまり、単純に気密性能だけを高めた住宅が、カビの発生とダニの増殖を許す住環境をつくってしまったのです。
気密性能自体は、住宅の耐久性能を向上させたり、冬の寒さを防ぐ意味で非常に大切です。しかし、高気密住宅は、性能の良い換気システムとの併用で、初めて快適で安全な家となるのです。
アレルゲンを室外へ出す
VOCやアレルゲン、ホコリの類は空気に比べて比重が重いので、室内を漂った後はゆっくりと降りてきて、床上30㎝付近に沈殿していきます。したがって、床面に近いところで遊ぶ子供や、ハイハイを始めた赤ちゃんは、沈殿した汚染空気をまともに吸い込んでいると言っても過言ではありません。現実に多くの子供たちが小児喘息やアレルギー性の病気などに悩まされている理由のひとつに、換気効果が不十分な気密住宅の室内空気汚染が考えられます。
当社の採用している「24時間換気システム」は、外気を取り込み、屋内を循環させてから屋外へ排出しています。 舞い降りてくるアレルゲンを常に吸込み、屋外へと排出しているので、室内の衛生状態が良くなります。小さなお子さんや赤ちゃんがいるご家庭でも安心です。
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